すこし話が大きくなりますが、サラリーマンとしてどう生きるかを考えておきます。
念の為に最初におことわりしておきますが、サラリーマンであることが嫌で起業したり独立したりしようとするのではなく、生涯サラリーマンであることを前提として人生をどう過ごしていくかを考えるものです。
サラリーマンなんてやってられない!
(大企業の)サラリーマンとして働くのは人生の無駄だ!
自分で稼ぐなんて簡単だ!
という人もいます。
特にTwitterでの発信に積極的な人にそういう考え方の人が多いような気がしますね。
それに憧れるサラリーマンが一定数いるのもわかります。
しかし、多くのサラリーマンにとって自分で事業を起こしたり、副業で生計を立てることは容易なことではありません。
もちろん憧れる気持ちはわかりますよ!いつだって隣の芝生は青く見えますからね!
チャレンジするのは大切です。どんどんチャレンジするべきだと思います。
チャレンジした結果、自分にはできない、向いていないと確信することも大切です。
自分が持っていないものを妬んでも何も生まれませんから、自分ができる範囲でどうやるかを考えましょう。
先日の記事でもすこし触れましたが、サラリーマンはある意味最強です。
個人ではできない規模のビジネスができる
会社でのビジネスの経験は個人に帰属する
クビになるリスクはほとんどなく安定的な収入がある
頑張れば富裕層にだってなれる
サラリーマンであることを活かすも殺すも自分次第、サラリーマンとしてどう生きていくか考えましょう。
サラリーマン人生を楽しもう!
サラリーマンの仕事を楽しむ!
まずは、サラリーマンとしての仕事を楽しみたいですね。
ありきたりですが、「3人のレンガ職人」という有名なイソップ寓話があります。
1人目:「ボスの命令でレンガを積んでいる」
2人目:「家族を養うためにレンガ積みの仕事をしている」
3人目:「後世に残る偉大な大聖堂を造っている」
3人は同じように「レンガを積んでいる」のですから賃金も同じです。
しかし、本人が仕事から得られる充足感はもちろんのこと、出来上がるものも全く違うものになるのではないでしょうか。
サラリーマンとして仕事を楽しむ上で目的意識や視座の高さはとても大切です。同じ作業をしていても、経営の視点で捉えるとただの作業も意義のある仕事になります。実際問題として、作業をしているだけなのと、経営視点での意義を見据えて作業をするのでは、同じ作業から得られるものが大きく変わってきます。
勤務先の経営理念であったり、職場の上司による部分もあると思いますが、せっかく仕事をするのですから視座を高くもって取り組みたいですね。
そうすれば自然とチャンスも巡ってくるのではないでしょうか。
大きなプロジェクトであったり、海外駐在であったり、ステップアップする機会が増え、自分の経験が増え、できることが増え、さらに大きな仕事を任され、さらに仕事が楽しくなり、という好循環が始まるかもしれません。
サラリーマンとして、まずは仕事を楽しむことを追求するべきと思います。
サラリーマンの仕事以外の生活を楽しむ!
サラリーマンとして仕事を楽んだうえで、仕事以外の生活も大いに楽しみたいですね。
サラリーマンは月から金で仕事、土日祝が休みという人も多いでしょう。
土日祝が休みだとすると1年365日のうち120日以上がお休みです。さらに有給休暇を取れば実に1年の1/3以上がお休みになります。
なんとサラリーマン人生の1/3は休日なのです!
「サラリーマンとしてどう生きるか」を考えるうえで、この休日の過ごし方はとても大切ですね。
サラリーマンは会社に時間を縛られて自由な時間が無いという論調もありますが、実は1年の1/3もが自由な時間です。
確かにまとまったお休みは取りづらいと思いますし、無いものねだりでヨーロッパのようなバケーション文化がいいなと思ったりもします。
特に海外旅行に行くとき、まとまったお休みでないとゆっくりできないですよね。
サラリーマンには有給休暇という権利がありますから、これを積極的に使ってまとまった休暇を楽しみたいものです。
もちろんサラリーマンとしてやることはやったうえでですが、権利である有給休暇は積極的に使うべきだと思います。
そうは言っても会社に依存していると有給休暇を取りづらいと感じるのもわかります。
余計な気を遣わず休めるように、会社に依存せずに生きていけるようにしておくのもひとつですね。
不労所得や副業で会社以外からの収入を得ることで会社への依存度を下げておくのは気持ちの上でも重要です。
さらに、余暇を楽しむためのお金を作る意味でも大いに意味のあることです。
ただ、副業は時間を相当奪いますね。お金と時間を作るために時間を使うという矛盾が生じます。
サラリーマンとして、仕事以外の生活を楽しむために「お金と時間をいかにして作るか」を考えていきたいと思います。
実は、サラリーマンとしての仕事のパフォーマンスを高く維持しておけば休暇も取りやすいものです。
サラリーマンとしての仕事以外の生活を楽しむためにも、まずはサラリーマンとしての仕事を楽しみ高いパフォーマンスを維持することが大切ですね。