睡眠時間を削って仕事をするのはエライこと?
いきなり昔話で恐縮ですが、昔は「睡眠時間を削って仕事をする」というのが美徳とされる風潮がありました。
一方で、睡眠不足の蓄積は、糖尿病や高血圧、うつ病などの生活習慣病や精神疾患など、さまざまな病気の発症リスクを高める可能性があるという研究成果がでてきています。
最近では睡眠時間とパフォーマンスの関係についての研究成果も多くなり、睡眠時間を確保することの重要性が広く認識されてきたように思います。
私も昔は、睡眠時間を削って多くの仕事をこなす時期がありました。もともと睡眠時間は多く必要な方でしたし、何より眠ること自体が好きでしたので、慢性的な睡眠不足は辛かったですね。
一方で、正直「これだけ働いている自分はエライ!」というような意識もありましたし、むしろそれをアピールすることもあったと思います。
当時は残業代が青天井でしたから、長時間働けばそれだけ収入が増えることになり、収入が多くなれば自分が評価されている「オレ、仕事デキる!」かのような錯覚もしていたと思います。
ただ、サラリーマンはこういう仕組みのうえで仕事をしていますから、こうなるのが自然なのです。
しっかり眠るのはいい事だらけ!睡眠時間を増やして、年収アップ!?
サラリーマン歴も長くなり、そのようなアピールはバカげた行為だと認識する一方で、「必要な睡眠時間をきちんと確保するべき」という意識を強く持つようになりました。
きちんと必要な時間の睡眠をとり、必要最低限の時間で集中してパフォーマンスを発揮する方が効率的ですね。
サラリーマン生活における物事の優先順位が変わり、「睡眠時間の確保」は最優先事項のひとつになりました。
しっかり眠るようになってからは、起きている時間の過ごし方に対する意識も高くなり、むしろ仕事のパフォーマンスは高くなりましたし、無駄な時間を過ごすことが明らかに減りました。
平日の睡眠時間として7時間は確保したいので、夜は24時前に寝るようにしています。
24時には家で寝る必要がありますので、そこから逆算して無駄にダラダラ飲むこともなくなりましたし、さらにタクシーで帰宅することも減り、経済的にも無駄が削減されました。
さすがに平日はアラームをセットして起きていますが、土日は朝から予定がない限り、アラームをセットせずに自然と起きるまで眠るようにしています。平日にしっかり睡眠を取れていれば、アラームをかけなくても7時間~8時間で自然と目が覚めるのです。
しかし、平日の睡眠時間が足りておらず、いわゆる睡眠負債を抱えた状態だと、いつまでも寝ていられる・いつまで寝てもまだ眠いということが起こります。
平日にきちんと睡眠時間を確保できていると、免疫力が高まるので風邪をひくことも減りますし、健康でハツラツとした状態で仕事に取り組めますのでパフォーマンスが高まります。
結果的にサラリーマン生活としての充足感が高まり、パフォーマンスが高ければ年収もアップしますし、いいことづくめです。
会社の後輩くんたちにこういう話をすると、「ザックさん、めっちゃショートスリーパーだと思ってました!」と驚かれることがあります。やはり「仕事ができる = 睡眠時間が少ない」というイメージがいまだにあるようですね(笑)
まとめ
日中あくびをしながら仕事をしていたとしても、睡眠時間を削って毎日深夜残業をするのが美徳とされた時代は終わりつつあります。
(現実はいまだにそういう風潮がないわけではないのだと思いますが(笑))
デキるサラリーマンは、ダラダラ働かず、たっぷり睡眠時間を確保して、限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮したいですね!
人に与えられた時間は1日24時間で平等ですから、睡眠時間を確保するために他のなにかを削ることになりますが、このあたりの時間の使い方については別の記事にしたいと思います。
人生の1/4以上は睡眠時間です。
それだけの時間を過ごすのですから、「質の高い睡眠」が人生を豊かにすることは想像に難くありませんね。
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