憧れの富裕層 純金融資産1億円。
生涯賃金が2.5億円程度と言われるサラリーマンが富裕層になることはできるのでしょうか。
富裕層というレイヤーに属する人は、親の代から資産家(親リッチ)、自分で事業をやっている人(オーナー社長)、特別な才能を持つ人(アーティスト)などが多いのではないでしょうか。サラリーマンがふつうに生活をしているだけでは到達するのが難しい世界であることは間違いありません。
サラリーマンでも共働き夫婦であれば単純に2馬力で生涯賃金が5億円になりますので、意識が高ければ1億円は貯まりそうですね。
しかし我が家は1馬力しかない古き良き一般サラリーマン家庭。もともとそんな気はないし、今さらだし、事業を起こして一発逆転を狙うというのは難しい。それでもサラリーマンとして富裕層を目指すべく考えて取組んでいきます。
サラリーマンとして最大限ステップアップを目指す
事業を起こして成功させれば一発で富裕層、それどころか超富裕層(純金融資産5億円)にまで到達するのに比べ、サラリーマンは一流企業の社長にまで上り詰めてもせいぜい年収1億円といったイメージですね。もちろん一部の企業では年収10億円を超える経営者もいますがあまり多くはありません。
私は何度か転職しているのですが、このままサラリーマンとしてステップアップしていけば富裕層にだってなれる可能性はあると思います。
ただ、人事の半分は運であり巡り合わせです。どれだけ優秀でどれだけスキルアップしても必ず選ばれるわけではありません。人を選ぶのも人ですから、好き嫌いや相性、タイミングにもよりますね。
そうだとしても、サラリーマンたるもの、まずはサラリーマンとしての高みを目指すというのを選択肢として認識しておきたいですね。
サラリーマンはある意味最強です。
サラリーマンは既に信用が確立された会社の看板で仕事をすることができます。もちろん個人の実力が伴わなければ仕事は取れないでしょうが、個人がゼロから信用を築かないとけないのと比べれば入社した時点で圧倒的に有利です。
サラリーマンは会社の既存のビジネスで経験を積むことができますし、個人では絶対にできないビジネスに関わることができます。
サラリーマンは会社の経費で人生経験を積むことができます。例えば、海外出張や取引先との会食、海外駐在など、個人ではなかなか負担するのが難しい費用を会社が全て負担してくれますね。
経験は個人に帰属しますので、その経験によってワンランク上の会社に転職したり、個人のビジネスに転じることもできるかもしれません。
例えば、給料は安くても頻繁に海外出張があり、海外のお客さんとビジネスを進めることができるようになれば、給料の高い会社に転職することも可能かもしれません。
特に若い人には、まずは全力で仕事に打ち込むことをオススメします。一生懸命取り組んだ仕事で得られる経験は、その後の人生の礎になりますね。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」とはそのとおりだと思いますし、仕事は奪い合ってやるものだと思います。仕事から得られる経験はとても価値のあるものです。
少し話がそれましたが、サラリーマンはクビになることがほとどないという意味で極めてリスクの低い安定的な収入を得られる仕事です。さらに、サラリーマンとして一生懸命に仕事をすれば、それなりに出世できて平均的な生涯年収を大きく上回ることが可能ですし、一流企業の社長にまでなれば当然に富裕層の仲間入りということになります。
サラリーマンの安定収入を活かして資産運用をする
サラリーマンは基本的に年をとるごとに収入が増えるというのが一般的ではないでしょうか。いまだにという感じではありますが。
収入が増えると自然と余裕資金ができてきますので、これは有効に活用したいですね。
運用の期間が長いほど複利効果は大きいですから、若い頃から運用に取り組めると有利なのですが、若い頃は収入も少ないですし、積極的にお金を使って色々な経験をするべき時期でもあると思います。若い頃から倹約に努めて僅かなお金を運用に回すより、借金してでも(とは言いませんが)人生経験を積む方が、最終的には豊かな人生を送れるのではないかと感じます。
それに、それなりに年を取れば、それまでに貯めてきたお金よりも多くのお金があっさり貯まるようになるものです。
これはサラリーマンとしての私自身の経験に基づく意見ですので、もちろん人それぞれの判断がある部分だと思います。
いずれにせよ、余裕資金で金のなる木を買えば放っておいてもお金が増えます。増えたお金でまた金のなる木を買えばお金の増えるスピードはさらに早くなります。
お金にお金を上手に稼いでもらうのが資産運用であり、富裕層への近道かつ王道ですね。
一方で、サラリーマンは借金をして一軒家やマンションを買う人が多いのも事実ではないかと思います。借金をしていたら運用に回るお金はありませんから、資産運用でお金を増やすのは難しくなります。もちろん素敵な自宅を持つことは幸せな人生の要素になり得ると思いますが、何を優先するかは価値観次第ですね。自分はどういう生き方をしたいのか、きちんと金融リテラシーを養っておきたいところです。
サラリーマンとしての収入の他に収入源をつくる
サラリーマンの収入は安定していますが、裏を返せば急に増えることもありません。資産運用に回すお金を増やす意味でも、他の収入源をつくれれば富裕層に近づくスピードがあがりますね。
最近は「働き方改革」などと言って残業するのが難しくなってきました。生産性を高く効率的に仕事をするのは大変いいことですが、実態はただ単に残業時間を減らすことが目的になってしまっているのではないでしょうか。若い世代は残業代が出る会社も多いですから、残業できなくなるのは必ずしも喜ばしいことではないかもしれません。単純に稼ぎが減るだけです(泣)
収入を増やす意味でも、少なくなった残業代を補う意味でも、時間の余裕が増えるのであればその時間で収入を得ることを考えましょう。最近は、そういう時代背景もあり、従業員の副業を認める会社も多くなりました。増えた自由時間に何の生産性もないテレビ番組を見るくらいなら、何か収入を得る方法を考えるといいですね。
副業に関する情報も検索すればいくらでもでてくるようになりました。
できれば自分のスキルを活かし、楽しいと思えることで少しでも副収入を得ることを考えたいですね。
まとめ
富裕層になるための3つの方法を考えてきましたが、これらに同時に取り組むことも不可能ではありません。
サラリーマンの安定収入を活かして資産運用をする
サラリーマンとしての収入の他に収入源をつくる
何も考えずに過ごすサラリーマンライフでは到底難しいと思いますが、サラリーマンでも、これらにバランスよく取り組むことで富裕層の仲間入りは十分に可能なのだと思います。
言わずもがな、そうやって富裕層に到達する過程を記録するのが本ブログの趣旨であります!