デキるサラリーマンは、しっかり睡眠時間を確保して、健康的でハツラツとした状態で仕事に取り組み、最大限のパフォーマンスを発揮していることはこちらの記事で書きました。
この記事では、「睡眠の質」を考えたいと思います。
あなたは睡眠不足だと感じていますか?
まず、睡眠不足だとどのような状態になるでしょうか。
例えば次のような症状があらわれるのではないかと思います。
・朝起きても疲れがとれておらず身体がだるい
・日中に眠くて欠伸(あくび)がとまらない
・頭が冴えず集中力が続かない
・何だかイライラする
こんな状態で仕事をしても、時間がかかるばかりか成果物の質も高くはなさそうですよね。
やはりスッキリした頭で集中して仕事をしたほうが、パフォーマンスが高くなるのは間違いありません。
睡眠が必要な理由は?
睡眠は、心身の疲れをとり、メンテナンスをして、翌日の活力を養うための大切な時間です。
睡眠によって心身にもたらされる効果は次のようなものがあります。
・脳と身体の疲れをとり、傷んだ部分を修復する
・日中に学習したことを脳で整理して定着させる
・ストレスの解消
・病気の予防
睡眠中は、ただ身体を休めているだけではなく、心身のストレスや傷の修復、記憶の整理をしてるのですね。
ですから睡眠不足になると、これらのメンテナンスに必要な時間が十分にとれず、結果として翌朝に疲れが残ったり、学習効果が下がったりします。
必要な睡眠時間は人によって違う!?
では、睡眠時間はいったい何時間を確保すればよいのでしょうか?
平均的には7時間くらいの睡眠が必要といわれているようですが、実は必要な睡眠時間には個人差があります。
レム睡眠とノンレム睡眠のセットが90分周期なので90分の倍数で目覚めるのがスッキリ起きれるタイミングというような考え方が昔からありましたが、実体験としてこれはそこまで重要な要素ではありません。
私なりの十分な睡眠時間の定義は次のとおりです。
「真っ暗で静かな部屋で眠り、自然と気持ちよく目覚める睡眠時間」
もちろんその時の疲労度によっても必要な睡眠時間は異なりますので、ひどく疲れている時は多くの睡眠時間が必要になります。
身体的な疲れだけでなく、心的なストレス度合いによっても、回復に必要な睡眠時間は変わると思います。
土日は昼過ぎまで寝てしまうというような場合は、普段から睡眠不足の状態だということになります。
世の中には武井壮さんのように短時間しか眠らなくても大丈夫なショートスリーパーが実際にいるようです。
オレの睡眠時間は1日45分だという情報はちと違う。。医師によるとオレは45分の睡眠で一般人の7時間睡眠と同程度の長さレム睡眠が取れている。。だから45分でも充分休息が取れる。。それを1日3回は取るから、1日21時間睡眠してる計算。。短い睡眠時間で猛烈に回復する男、それが武井壮。。
— 武井壮 (@sosotakei) August 30, 2013
トレーニングをすればショートスリーパーになれると考える人もいるようですが、必要な睡眠時間は遺伝的に決まっているというのが多くの研究結果ではないかと思います。
ほとんどの人は7時間ほどの睡眠時間が必要なはずですから、自分にとって適切な睡眠時間を確保するようにしたいですね。
デキるサラリーマンは「睡眠の質」が高い!
さて、睡眠時間はしっかりとれているのに、眠り足りないように感じる人もいるのではないでしょうか。
その場合は「睡眠の質」が悪いのかもしれません。いわゆる「ぐっすり眠る」ことができていない可能性があります。
「睡眠の質」を高めるには、寝る前の時間の過ごし方が重要といわれていますので、「質の高い睡眠」のために「寝る前にやると良いこと、やらないほうが良いこと」を考えます。
・2時間前に食事を終わらせる
・1時間前くらいにお風呂に入る
・寝る前に軽くストレッチをする
・睡眠環境を整える →これが最重要!
・寝る直前に食事をする
・深酒をする
・寝る前に激しい運動をする
・布団に入ってスマホを見る
「質の高い睡眠」のためにできることは他にもいろいろあると思いますが、まずは睡眠時間の大切さを認識することがデキるサラリーマンへの第一歩です。
少しずつ「睡眠の質」を高めて、パフォーマンスを高めて、年収アップを目指しましょう!
「質の高い睡眠」を取るためには「質の高い睡眠環境」が不可欠です。
人生の1/4以上の時間を過ごすことになるベッド(マットレス)は必要十分なものを選びましょう!